廃棄物を水と熱だけで自然に帰し、新たな利用価値を生み出します。
水熱反応変換方式は高熱(210℃)・高圧(20気圧)水蒸気による廃棄物の処理方式であり、廃棄物燃焼するという従来の焼却方式と異なり、廃棄物を燃焼するという工程がありません。
そのため、「ダイオキシン」やその他焼却工程での有害物質の発生・生成はありませんので、安心してご利用できます。悪臭も低減され、殺菌可能なため、とても衛生的なシステムである。
1、高温・高圧処理で無菌化「悪臭」「汚水」もでません
2、建設費・ランニングコストが安く経済的です
3、1~2名の担当者で兼任業務管理が可能です
4、もみ殻から、有機ケイ酸含有の肥料が製造できます
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圧倒的な速度で、有機物を無機化し土壌に還元、肥沃な耕作地を形成する。
水熱反応方式 (高温・高圧水蒸気) | 燃焼方式 | コンポスト バクテリア酸素方式 |
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ダイオキシン | 発生しない | 発生 | 発生しない |
他の有害物質 | 発生しない | 発生 | 発生しない |
悪 臭 | 発生しない | 発生 | 発生 |
塩 分 | 除去可能 | 塩素ガス化 | 残存 |
①運転監視システム
パソコン画面に映し出される運転状況、情報を監視する。
制御盤に組み込まれた、機器と信号の受発信を行い運転データをグラフ化し、約5年分記録を蓄積する。
②運転制御盤
材料の投入、処理、排出の全工程の制御を行う。
システムの設置現場の状況にあわせ、一部の操舵を行う現場操作盤の設置も可能。
③ボイラー
最高圧力1.96Mpa貫流式
④撹拌ユニット
内部材料を撹拌し、分子運動の動きを活発化させ処理時間を短縮させる。
⑤材料投入ホッパー
処理材料を周囲に散乱させず投入できる形状を持つ。オプションで自動定量供給装置も設置できる。
⑥反応容器(リアクター)
高温、高圧における内部反応容器制作認可保持の工場にて制作。
⑦サイレンサー
処理終了、排出工程前に反応容器の圧力を抜く際の騒音を規制値に合致させ、近隣への公害をなくす。
同時に排出水蒸気を冷却し水に戻すし、浄化装置へ導入し、大気への放散を皆無とする。
⑧浄化装置
水蒸気を冷却させた水、余剰廃水などを、簡易な処理で規制値をクリアする。