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日本ビットコイン産業株式会社
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高校の「Bitcoin学」ゼミで出張授業を行いました

高校の「Bitcoin学」ゼミで出張授業を行いました

2026年6月30日、広島学院中・高等学校で、当社メンバー2名が高校2年生に向けた出張授業を実施しました。


5年続く高校ゼミ「Bitcoin学」に、外部講師として

広島学院中・高等学校では、教員が自由なテーマで開講するゼミ講座の一つとして、5年前から「Bitcoin学」が続けられています。同校でこのゼミを担当されている尺田先生は、毎年ゼロからビットコイン周辺の話題を高校生に伝えてこられ、生徒がSHA256のようなハッシュ関数の仕組みを自分で調べて発表したり、ビットコインが抱えるリスクを批判的に検証したりと、かなり踏み込んだ議論が交わされる場になっているそうです。

そんな尺田先生から「働く人のリアルを生徒に見せたい」「授業で実際にウォレットを触らせてみたい」というご相談をいただいたことをきっかけに、当社が外部講師としてお招きいただきました。ビットコインを専門に扱う企業として、教育現場のこうした取り組みに協力できることを大変うれしく思っています。

今回の授業は2026年6月30日(火)、高校2年生を対象に行いました。当社からは、いちなか(UseBitcoin プロダクトマネージャー)と、守屋彰眞(ビットコイン研究所 所長)の2名が現地に伺い、正規授業(約50分)と、放課後の課外講義(約1.5時間)の2部構成で実施しています。


正規授業:送金の「仕組み」を、自分の手で動かしてみる

すでに基礎知識のある生徒に向けた正規授業では、ビットコインの送金技術「ライトニングネットワーク」を題材に、講義と実習を組み合わせました。

ライトニングネットワークは、ビットコインの送金を数秒で完了させ、手数料をごくわずかに抑えられる技術です。1サトシ(=1円にも満たない最小単位)から送れるため、今回は生徒それぞれのスマートフォンに受け取り用の画面を用意し、ごく少額を実際に受け取り、生徒同士で送り合う体験をしてもらいました。

ねらいは資産としてのビットコインを持つことではなく、「お金を送る」という仕組みそのものを自分の手で動かして理解することです。銀行や会社を介さずに、人から人へ、国境も越えて、ほぼ無料で価値を送れる。教科書で読むのと、自分のスマホに実際に着金するのとでは、理解の質が大きく変わります。

授業の後半では、学んだ送金を実際のサービスで使ってみました。使ったのは、ビットコインを送るとスイスにいる猫にエサをあげられる「Lightning cats」というサービス。生徒が自分で送金し、国境を越えて、自由に、そして即時に届くというライトニングネットワークの特徴を、実践的に確かめてもらいました。あわせて、1サトシ(1円にも満たない額)で1ピクセルに落書きできる「Satoshi's Place」のような、少額の送金で動くサービスも紹介。さらに、人ではなくAIが自分で支払いを実行するデモも見てもらい、「お金のインターネット」がこの先どんな景色につながっていくのかを一緒に考えました。


課外講義:ビットコインの会社で働くということ

放課後の課外講義は、ビットコインをまだよく知らない生徒も参加できるライトな内容にしました。テーマは「ビットコインを扱う企業で働く人間のリアル」と、講師自身のキャリアの話です。

課外講義を担当した守屋は、大学院を中退してビットコイン業界に飛び込んだ経緯や、進路に迷ったときの考え方(やりたいことが特に無くてもいい、興味を持って試す回数を増やす、これまでの努力に引きずられて選択肢を狭めない、といった話)を、自身の実体験に沿って語りました。「好きを仕事にするときは順序を逆にしないこと」など、ビットコインに限らず進路を考えるうえで役立つ視点も共有しています。

後半は、生徒からの質問に答える時間にあてました。高校生らしい素直で鋭い質問が多く、なかでも「ビットコインにはなぜ価値があるのか」という根源的な問いには、ビットコインの話にとどまらず、人類とお金の関係をさかのぼる貨幣論にまで踏み込み、講師の側から「そもそも貨幣の価値とは何なのだろう?」と問い返す場面もありました。ビットコインを入り口にしながら、お金そのものを考えるキャリア・進路教育の時間になりました。


尺田先生より

外部の方々と接点をもち、自由に質問もできた事は、生徒にとって大きな収穫でした。特にBitcoinというまだ限られた領域の中であっても、最前線に居る方々から直接学べたことには深く感謝しています。

おわりに

若い世代がビットコインを正しく理解する機会は、まだ多くありません。今回のように、教育現場の先生と一緒に、投資や値動きの話ではなく、技術・仕組み・そこで働く人の姿を等身大で伝えられたことは、当社にとっても大きな学びになりました。

こうした取り組みにご関心のある教育機関の方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお声がけください。これからも、ビットコインの正しい理解が社会に広がっていくよう、できることを続けていきます。